いよいよ治療開始日。
昼食が済むとアレルギー検査をし、その後いよいよインターフェロン注射となる。
さてこのインターフェロン治療、ソブリアードというカプセル薬を1日1回(朝)、レベトール(リバビリン)という同じくカプセル薬を1日2回(朝晩)、そして注射を週1回という、三剤併用療法というやり方でだいたい半年ほど続ける。(ソブリアードは3ヶ月)
注射は毎週左右交互に打つこととなり、1回目は右腕に注射した。
治療中にみられる副作用として、
①インフルエンザ様症状。発熱、頭痛、悪寒、倦怠感、関節痛など。ひどい場合には薬を用いて抑えるのだという。
②皮膚症状。身体のかゆみや発疹。
③貧血症状。めまいや疲れ、頭痛、息切れなど。
④消化器症状。食欲不振、吐き気、腹痛、下痢や便秘、口内炎など。
⑤気分の落ち込み、うつ傾向。不眠や気分の落ち込み、やる気が出ないと言ったうつ的症状。
⑥脱毛症状。抜け毛が増える。
こういった症状が(脱毛は2~3ヶ月、その他は1週間から1~3ヶ月内に)出るとされている。
他にも、目や皮膚が黄色くなる(血液中のビリルビンの増殖)、アザが出来る・鼻や歯茎からの出血(血小板の減少)、感染症にかかりやすくなる(白血球や好中球の減少)、息切れや空咳・呼吸困難・発熱など(間質性肺炎)といった症状も出る場合がある。
また、男女ともにこの治療中は避妊をすることと言われている。
というのも、副作用によって奇形児が生まれる可能性があるのだという。
女性の場合、妊娠中及びその可能性のある人、授乳中の人はこの治療は受けられずとのことだ。
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